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イラン核問題解決へ枠組み合意 ウラン濃縮を制限

【ローザンヌ=久門武史】米欧など6カ国とイランは2日、イラン核問題の包括的解決に向けた枠組みで合意した。6月末までにまとめる最終合意に向け、主要な要素の解決策で一致したとする共同声明を発表した。ロイター通信は、イランのウラン濃縮を10年間にわたり制限し、濃縮能力の3分の2以上を凍結して監視下に置くと伝えた。

イランのザリフ外相と欧州連合(EU)のモゲリーニ外交安全保障上級代表が2日夜(日本時間3日未明)に発表した共同声明は、最終合意に達した場合に国連で支持決議を採択するとした。イラン国内の核施設はいずれも閉鎖せず、イランはナタンズの施設でウランを濃縮する。

共同声明には濃縮に使う遠心分離機の削減幅など詳細な数値を盛り込んでいない。ロイターは米政府の資料に基づき、イランが保有する遠心分離機のうち5060基のみの稼働を10年間認めると伝えた。現在は約1万基が稼働している。

ザリフ氏は記者会見で、最終合意に達すればイランに対する国連安全保障理事会の制裁決議はすべて終了し、米国やEUによる経済制裁も終了すると述べた。遠心分離機の研究開発を続ける一方、フォルドゥの地下施設ではウラン濃縮活動を実施しないことも明らかにした。

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