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FIFA会長が辞任へ 後任選びの臨時総会12月にも

【ジュネーブ=原克彦】国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は2日、チューリヒで記者会見し、辞任すると表明した。後任を選ぶ臨時総会は12月から2016年3月の間に開く見通し。後任決定までは会長を務める意向だ。5月29日の会長選挙で5選を果たしたばかりだが、米司法省がFIFA幹部らを一斉に起訴した一連の汚職事件を受け、辞任を求める声が強くなっていた。

同会長は緊急記者会見で声明を読み上げ、「FIFAとサッカーに最善のことだけをしたい」と述べた。「FIFAのメンバーに(会長の)任務を与えられたが、ファンや選手らを含むすべてのサッカー界から与えられた任務ではないと感じた」と語り、汚職事件の責任をとるべきだとする声に配慮したことを示唆した。報道陣の質問には応じなかった。

FIFA会長の任期は4年で、総会で選ぶことが決められている。次の総会は16年5月に予定されているが、ブラッター会長が早急に臨時総会を開くよう求めた。5月29日の会長選でブラッター氏に敗れたヨルダンのアリ王子は2日、後任決定戦への立候補について米CNNに「自国のサッカー協会に委ねる」と前向きな姿勢を示した。

米司法省は5月27日に現職のFIFA副会長を含む幹部ら14人を贈収賄や資金洗浄の罪で起訴し、スイス当局が米国の要請を受け7人を逮捕した。会長選に向けて欧州サッカー連盟(UEFA)などがトップ交代を強く求めたが、アフリカやアジアの支持が厚いブラッター会長が5選を果たした。

スイス出身のブラッター会長はFIFA事務局長を経て1998年に会長に就任した。アジアやアフリカなど途上国でサッカーの人気を拡大させた手腕が評価される一方で、かねて問題視されてきた汚職対策で成果を出せなかったことを批判されていた。

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