藤井四段、新記録29連勝に挑戦 対局始まる

2017/6/26 10:11
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プロデビューから無敗を続ける将棋の最年少棋士、藤井聡太四段(14)が公式戦の最多連勝の新記録となる29連勝に挑む対局が26日午前、東京都渋谷区の将棋会館で始まった。竜王戦決勝トーナメント1回戦で、若手ホープの増田康宏四段(19)との対戦。持ち時間は各5時間で、同日夜に終局する見込み。

グレーのスーツ姿にネクタイを締めた藤井四段は午前9時45分ごろ、水色のリュックサックを片手に将棋会館の特別対局室に入室。ほどなく増田四段も姿を見せたが、報道陣約100人が集まっており、すぐには座れないほど。

定刻の午前10時に両者は「お願いします」と深く一礼し、振り駒で先手に決まった藤井四段はお茶を飲んで一呼吸置いた後、静かに初手の歩を進めた。その瞬間、一斉にカメラのシャッターが切られた。戦型は、後手が角交換を拒否する形に進んだ。10代対決は激しい戦いが予想される。

藤井四段は昨年12月の初対局から負けなし。今月21日には28連勝として、神谷広志八段(56)が1987年に達成した歴代最多記録に並んだ。

新記録のかかる大一番の相手となる増田四段は、2016年に新人王戦で優勝した若手のホープ。両者はインターネットテレビ局で放送された非公式戦で対戦したことがあり、藤井四段が勝ち星を挙げた。

対局について藤井四段は事前に「強敵なので気を引き締めて臨みたい」と話し、増田四段は「藤井四段は素晴らしい実力を持った棋士。冷静に自分を信じて戦いたい」と意気込みを語った。

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