2018年11月18日(日)

「喜びに浸っていられない」 将棋の藤井四段が28連勝

2017/6/21 16:50 (2017/6/21 19:16更新)
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澤田六段との対局に勝利し、28連勝を達成した藤井聡太四段(21日午後、大阪市福島区の関西将棋会館)

澤田六段との対局に勝利し、28連勝を達成した藤井聡太四段(21日午後、大阪市福島区の関西将棋会館)

将棋の最年少プロ棋士、藤井聡太四段(14)は21日、大阪市の関西将棋会館で指された王将戦予選で澤田真吾六段(25)を破り、公式戦連勝記録を歴代1位タイの「28」に伸ばした。昨年12月のプロデビュー戦から負け知らずの中学生棋士が、30年ぶりの快挙を達成した。

28連勝は1987年に神谷広志八段(56)が達成していた。新記録のかかる次回の対局は26日、竜王戦決勝トーナメント1回戦で増田康宏四段(19)と戦う。

対局後、藤井四段は「(28連勝は)思ってもみなかった幸運で、ツキがあった」と話したが「次の対局もすぐなので喜びに浸っていられない」と気を引き締めた。第一人者の羽生善治王座(王位・棋聖、46)は「神谷八段の偉大な記録に並ぶとは驚嘆の一語に尽きる」とコメントを発表した。

この日の対局は両者が得意とする角換わり戦法で始まり、後手の澤田六段の攻めをかわした藤井四段が的確に反撃。最後は詰みを読み切り、完勝した。

藤井四段は愛知県瀬戸市に住む中学3年生で、杉本昌隆七段門下。5歳で将棋を覚え、2012年、10歳で日本将棋連盟の棋士養成機関「奨励会」に入会。勝ち抜くのが厳しい最終関門の「三段リーグ」を最短の1期(半年)で突破した。昨年10月、最年少記録を62年ぶりに塗り替える14歳2カ月でプロ棋士となる四段に昇段した。

今後は連勝記録に加え、最年少でのタイトル挑戦などの記録更新にも期待がかかる。

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