2018年10月22日(月)

トヨタ輸出台数 7月は4%減 欧州や中南米落ち込む

2017/8/30 21:08
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トヨタ自動車が30日発表した2017年7月の生産・販売実績(トヨタ・レクサスブランド)によると、輸出台数は前年同月比4.2%減の15万台だった。前年割れは4カ月ぶり。欧州や中南米向けが減少したことが影響した。多目的スポーツ車(SUV)人気を追い風に、主力の北米向けは8.1%増と好調を維持したが、全体をカバーできなかった。

大きく減ったのは欧州で、27.5%減の1万9千台だった。輸出台数の多いロシアが38%減と落ち込んだ。大型SUV「ランドクルーザー」など高価格帯車を中心に販売が伸び悩んだ。

中南米は22.8%減の5千台だった。前年同月に法人向けの大口受注があった反動が出た。中国はレクサスブランドのSUV「NX」など改良に伴う在庫調整で3.5%減少した。オセアニア向けも20.8%減った。

主力の北米向けは8.1%増の6万6千台だった。高岡工場(愛知県豊田市)でつくる「RAV4」といったSUVを中心に輸出を伸ばした。米国向けには堤工場(同)で生産する主力セダン「カムリ」の新型の輸出も始まった。

1~6月の輸出台数は上半期として5年ぶりに前年同期を上回り、国内生産の下支えとなった。7月は幅広い地域で輸出が減少したほか、足元で米国向けの輸出を押し上げている「カムリ」も、米ケンタッキー工場での本格生産に向けて段階的にラインの切り替えを始めている。「国内生産年300万台」の維持に向け、今後も輸出の動向がカギを握りそうだ。

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