長良川河口堰20年、止まらぬ論争 水利用低迷やアユ漁獲減少
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三重県桑名市の長良川河口堰(ぜき)が運用を始めて6日で20年の節目を迎える。4、5日に市民団体が今までを振り返るイベントを開くほか、開門調査を求めてきた愛知県も28日に有識者による検証委員会を実施する。推進派と反対派の対立はその後の公共事業のあり方を見直す契機にもなったが、事業そのものの是非は結論が見えない。
「日本には大型公共事業を後で検証するシステムがない。我々は今後も粘り強く検証していく」...
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