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名鉄名古屋駅、面積2倍に拡張 再開発計画を発表

名古屋鉄道は29日、名古屋駅周辺のビル6棟を一体開発する再開発計画の全体概要を発表した。南北400メートルの細長いビルで、高さは30階程度を想定。交通量の多い太閤通がビルの下部を通る一体再開発となる。商業施設やオフィス、ホテル、住宅などが入居する予定で、2022年度に着工する。駅機能はリニア中央新幹線が開業する27年の整備を目指す。

17年度の設備投資計画に、再開発ビルの設計・デザインなどの費用として9億5000万円を盛り込んだ。再開発ビルの核となる商業施設やホテルの詳細や具体的な内容については今後、関係者と調整する。現在の名鉄百貨店や名鉄グランドホテルは、着工時期にあたる22年度ごろまでは営業を続ける意向だ。

安藤隆司社長は29日の記者会見で、「リニア開業を飛躍の最大のチャンスととらえ、地域に新たな価値を創造するための再開発になる」とした。乗り換えなどがわかりにくいとされる名鉄名古屋駅の面積を現在の2倍に拡張し、線路やホームの数を増やして方面別ホームを整備するなどの検討を進める。

課題となっている中部国際空港向け専用ホーム設置については、「現段階では決まっていない。選択肢の1つ」とした。

名鉄の再開発には近畿日本鉄道や三井不動産、日本生命がかかわっている。近鉄グループは名駅エリアでのホテル事業に意欲を示している。名鉄の安藤社長は「再開発はまだ入り口にたった段階」としており、百貨店事業の継続やホテル事業の住み分けなども含め、関係者との調整が今後の課題となりそうだ。

(名古屋支社 長縄雄輝)

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