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「コメダそっくり店」外観使用差し止め 東京地裁が仮処分決定

コメダ(名古屋市)が運営している「珈琲所コメダ珈琲店」に外観などが似ているとして、東京地裁が和歌山市の喫茶店に対し店舗外観などの使用差し止めの仮処分を決定していたことが明らかになった。

嶋末和秀裁判長が和歌山市の経営会社に店舗外観などの使用差し止めを命じる決定をした。コメダの親会社のコメダホールディングスも27日、「コメダの申し立てを認める仮処分命令が発せられた」とするコメントを発表した。

和歌山市の経営会社は2014年以降、同市内に2店舗を構えている。経営会社は26日までの日本経済新聞の取材に対し、回答はなかった。

コメダ側の代理人弁護士は「相手方の店舗建物の外観が、コメダの郊外型店舗の外観に酷似していたことが認められた」とコメントした。

決定理由で、嶋末裁判長は「コメダ珈琲店の外観は、他の同種店舗とは異なる顕著な特徴を持ち、消費者にもコメダ珈琲店の特徴が広く認識されている」との判断を示した。

その上で、「コメダ珈琲店」と客が似ていると認識してしまう「類似性」の有無を検討。出窓レンガ壁部の装飾や店内のボックス席の配置などを挙げ、「余りに多くの視覚的特徴が同一または類似しており、全体として類似を否定できない」と指摘した。

決定はこうした点などを踏まえ、「提携関係など緊密な営業上の関係が存すると混同させる恐れが認められる。店舗外観の使用はコメダの営業上の利益を侵害する恐れがある」などと結論づけた。

決定で差し止めを命じたのは、実店舗のほかに、印刷物やインターネット上での外観の使用など。一方で、食べ物と食器の組み合わせ(提供する商品)については差し止めを認めなかった。

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