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愛知人口増加率全国4位 好調な製造業背景に流入 15年国勢調査

中部3県は26日、それぞれ2015年の国勢調査(確定値)に基づく同年10月1日時点の人口を発表した。日本の総人口が減る中、愛知県の人口は748万3128人と、前回10年調査に比べ1.0%増となった。人口増の8都県のうち、愛知の伸び率は沖縄、東京、埼玉に続き全国4位だった。自動車産業を中心に製造業が盛んなことに加え、リニア中央新幹線開通を控え、他地域からの人口流入が増加要因とみられる。

愛知県の15歳未満の人口の割合は13.8%と沖縄、滋賀、佐賀に続き全国4番目で、全国平均を1.2ポイント上回った。これに対し、65歳以上の人口の割合(高齢化率)は23.8%と全国45位で全国平均を2.8ポイント下回った。少子高齢化のスピードが遅れている動きが鮮明となった。

市町村別では、最も人口の伸び率が大きいのは長久手市で10.7%増で、市では全国トップだった。名古屋市と豊田市に挟まれた好立地を生かし、子育て世代を中心に移住が進む。名古屋市の人口は1.4%増の229万5638人だった。

男女別では女性100人に対する男性の数は全年齢では99.96人と女性の方が多い。20~34歳では110.19人と、男性の方が圧倒的に多い。若い女性の働き場の確保が課題だ。県は女性の雇用を増やすため「あいち・ウーマノミクス研究会」を設立。県内有力企業の人事担当役員らの議論から課題を抽出し、県の施策に反映している。

一方、岐阜県の人口は203万1903人で前回調査に比べ、2.3%減。高齢化率は28.1%だった。同県南部は名古屋への通勤通学圏でベッドタウンとして住宅開発が進んでいる。少子高齢化に加え、名古屋市内の不動産価格が割安となったことも人口減に拍車をかけた。

三重県の総人口は181万5865人で、前回調査に比べ2.1%減少した。高齢化率は27.9%で全国平均を上回り、岐阜、三重とも少子高齢化が進んだ。中部3県では愛知一極集中が鮮明となっており、子育て支援策などの対策が求められている。

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