2019年4月23日(火)

「メッセナゴヤ」開幕、出展過去最多の1400社、車や航空産業に熱視線

2016/10/27 7:00
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異業種交流展示会「メッセナゴヤ2016」が26日、名古屋市のポートメッセなごやで始まった。過去最多の1409社・団体が出展。40都道府県、海外の20カ国・地域と中部圏外からの多くの参加者が特色だ。自動車や航空機、医療産業が盛んな「ナゴヤ」で商機をうかがっている。

今回のメッセナゴヤで目立ったのが初出展組だ。かごしま産業支援センター(鹿児島市)は3社分のブースを確保し、金属加工やねじ製造の会社を連れてきた。同センター取引振興課の家村延介主査は「自動車や航空機、医療機器製造などの産業と取引を広げたい」と説明した。

茨城県日立市で自動車のエンジン部品に使うシャフトを手がける沢畠製作所。日ごろは日立製作所系と自動車部品で取引がある。沢畠毅代表取締役は「愛知の企業はコストの要求水準も厳しいが試作品や開発品を受注したい」と意気込む。

北海道勢は5年連続で出展した。トヨタ自動車やデンソーが工場やテストコースを置いていることもあり、13社が出展した。道庁で担当する七田恒主査は「出展が商談のきっかけになるので継続している」と説明。その上で北海道への企業誘致も目的の1つだとして「ナゴヤでの認知度を上げたい」と話した。

トヨタグループもトヨタやデンソー、豊田自動織機などが出展。エアバッグやゴム製品を手がける豊田合成はトラックやバス向けに運転手の脇見や居眠りを検知できるセンサーがついたステアリングを公開。交換が簡単でスマートフォン(スマホ)につなぐだけで使えることもあり、運送会社などに売り込む狙いだという。

愛知県を中心とした中部地方の域外から出展する企業・団体が増えている背景には、自動車を中心に製造業が盛んなことがある。愛知県の2014年の製造品出荷額等は、43兆8313億円と38年連続で全国1位。このうち自動車関連が最大の約22兆円を占めているという。

出展した企業の関心が高い航空機関連は現在、足元では6000億円余り。三菱航空機が国産ジェット旅客機「MRJ」を開発中で、将来の量産化が実現すれば、一段の拡大が見込まれる。

この日の開会式のあいさつでは、名古屋商工会議所の岡谷篤一会頭(岡谷鋼機社長)は「企業や団体、大学などが規模の大小を問わず集まった。活発な交流を通じ商機が生まれることを期待する」と話した。

    (横田祐介)

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