トヨタ博物館、夜のクルマ談議熱く 男女50人が参加
夜の博物館で自動車界の専門家によるクルマ談議を楽しむ「語る会・くるまdeナイト」が25日、トヨタ博物館(愛知県長久手市)で開かれた。開館25年で初の試みとなるイベントで、応募した約50人の男女が、専門家の視点を通じ、車が持つ性能以外の新たな発見を楽しんだ。
専門家に元スーパーカーグラフィック編集長の伊東和彦氏と日本カー・オブ・ザ・イヤーの選考委員を務めるボブ・スリーヴァ氏が招かれた。スリーヴァ氏は日本車の魅力について「軽く小さくスポーティーだ。作り手がいいと思う車が評価される」と語った。伊東氏は「車の基本原則は地産地消だ。国ごとに合った車がある」と指摘した。
イベントに参加した愛知県瀬戸市の男子高校生(16)は「進化し続ける車の歴史的な背景を知ることができてよかった」と満足げだった。