2019年2月20日(水)

愛知県体育館、名城公園の北園に移転へ、県と名古屋市、検討

2017/6/22 14:35
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名古屋市は22日の市議会本会議で、愛知県体育館(中区)について市が管理する名城公園の北園(北区)に移転するよう県と検討に入る方針を明らかにした。名古屋城の二の丸地区にある同体育館は老朽化が目立っており、建て替えが急務になっていた。今後、市と県は移転整備に向けて具体的な作業に着手する見通しだ。

愛知県体育館(22日、名古屋市中区)

愛知県体育館(22日、名古屋市中区)

同日の市議会で奥村文洋市議(民進)が「愛知県から県体育館を名城公園の北園地区に移転整備したいとの要請があったらどうするか」と質問。市の担当者は「北園において影響を受ける施設の代替機能の確保、整備の費用負担を考慮しながら具体的な検討を進める」と答弁し、移転整備に前向きな姿勢を語った。

これに関連し河村たかし市長は市議会で「(県体育館の名城公園北園への移転整備は)大変ありがたいこと」と述べた。県体育館の跡地は、江戸時代にあった名古屋城の関連施設の復元を目指したいとの考えも語った。

愛知県の大村秀章知事は22日午後、愛知県体育館の移転に関して大相撲名古屋場所を開催するのにふさわしい立地、国際大会を開ける施設などを必要な条件として挙げたうえで「(北園移転を)前向きに受け止め、様々な可能性を検討していきたい」と語った。

整備地は現在の名城公園北園にある野球場が有力候補となる。県市が共催する2026年の夏季アジア競技大会で県体育館は会場の一つになっている。これを踏まえ県と市は、26年までに新しい体育館をつくる方針で検討が進む可能性が出てくる。

愛知県体育館は1964年に開館。日中友好の懸け橋となったピンポン外交の舞台になるなど、名古屋を代表するスポーツ施設になっている。県はもともと、老朽化に対応するため、既存設備の改修を進める方針を示していた。

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