名証上場は「ナゴヤ企業」の証?企業数底入れの兆し
[有料会員限定]
国内の証券取引所で株取引のシェアが0.1%を下回る名古屋証券取引所の上場企業数に底入れの兆しが出ている。中部に本拠を置く「ナゴヤ」の企業が東京証券取引所に次ぐもう1つの上場先として名証を選ぶケースが相次いでいる。ここにきて地元上場が見直される理由は何だろうか。
「名証への上場を機に、東海地区での知名度を高めたい」。20日に名証2部に上場したファインシンターの井上洋一社長はこう話した。1962年に東証2部に上場して...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り951文字
関連企業・業界