愛知県は今年4月1日付で組織・機構等を改正する。2026年に名古屋市と共催するアジア競技大会を担当する部署として、「アジア競技大会推進課」(仮称)を設置することなどが柱となる。現在、スポーツ振興課内にあるアジア競技大会推進室は廃止する。
「医務国保課」も再編し、国民健康保険や後期高齢者医療制度などを担当する「国民健康保険課」(仮称)と、医療機関や救急・へき地医療などを所管する「医務課」(仮称)を設置する。食育推進課は、食育の推進だけでなく、県産農産物の消費拡大などにも取り組むことを明確にするため「食育消費流通課」(仮称)と名称変更する。
名古屋市立の小学校、中学校、特別支援学校の教職員の給与負担などを名古屋市に移管するのに伴い、名古屋給与事務所を廃止。県施設の岡崎総合運動場(愛知県岡崎市)も廃止する。同運動場は県がプールなどの一部施設を撤去した後に、18年4月1日に岡崎市に移管する。