トヨタ、量産ラインを全面停止 震災で部品調達難しく
本体4工場、20~23日

2016/4/17 16:18
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トヨタ自動車は17日、熊本県など九州地方で続いている地震の影響により、18日から大規模な生産調整を実施する方針を固めた。アイシン精機の熊本県の子会社からの部品供給が滞っているため。トヨタ本体の4工場では20~23日にすべての量産ラインを止める計画。子会社とあわせると、23日までに5万台以上の生産に影響が出る見通しだ。

トヨタは2月にも、グループ会社で発生した爆発事故により部品供給が滞り、国内の全工場で1週間にわたって生産を止めている。1週間の生産停止により、約9万台の生産に影響が出た。生産の遅れは夏までに挽回する計画だったが、再度の大規模な生産停止により一段と遅れる見通しだ。

トヨタ本体は愛知県内に立地する高岡、堤、田原、元町の4工場で、19日朝から量産車を生産する5ラインを止める。さらに20日朝からは2ラインを追加で止め、23日まで全7ラインが止まる。子会社のトヨタ車体やトヨタ自動車東日本でも19日から生産調整を実施する。

15~16日に生産を止めたトヨタ自動車九州は18日朝から23日までさらに停止期間を延ばす。本体、子会社ともに25日以降の稼働については「20日をメドに決める」(トヨタ自動車広報部)としている。

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