木曽路、社長が食材偽装を陳謝 補償は現金で
木曽路が運営するしゃぶしゃぶ店「木曽路」の3店がメニューの表示と異なる食材を使っていた問題で、同社は15日、名古屋市内で記者会見し、松原秀樹社長は「お客様や関係者の皆様に多大な迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます」と謝罪した。

記者会見の中で同社は、申し出のあった利用者を対象に現金で補償することを明らかにした。14日時点では食事券で補償すると説明していた。
同社によると、北新地店(大阪市)など3店で、本来銘柄牛を使用するメニューについて、安価な和牛を使った料理を提供していた。提供数は3店合計で2012年4月以降、7171食にのぼる。
同社は松原社長を委員長とする社内調査委員会を設置したほか、第三者委員会の設置を検討。実態調査を進めると同時に、再発防止策をまとめるとしている。
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