岐阜で鳥インフル疑い 養鶏場、簡易検査で陽性

2017/1/14 21:45
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岐阜県は14日、同県山県市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの感染が疑われる事例が発生したと発表した。簡易検査で陽性と判明し、県は対策本部を開いた。遺伝子検査を実施しており、感染が確定すれば、県は農林水産省と協議のうえ、同養鶏場で飼育されている採卵用の8万羽すべての殺処分や養鶏場の消毒を行う方針。

鳥インフルエンザの感染疑い例が発生し、岐阜県庁で開かれた対策本部会議(14日)

鳥インフルエンザの感染疑い例が発生し、岐阜県庁で開かれた対策本部会議(14日)

県によると、山県市の養鶏場から14日朝、県の中央家畜保健衛生所に対し、100羽以上が死んだとする通報があった。県が死んだ5羽と生きている2羽の計7羽の簡易検査を実施したところ、6羽から鳥インフルエンザの陽性反応が出た。

遺伝子検査で感染が確認されれば、中部3県(愛知、岐阜、三重)の家禽(かきん)では今冬、初めてとなる。遺伝子検査の結果は14日深夜にも判明する見通し。国内ではこれまでに北海道や新潟、宮崎県など計7カ所の農場で高病原性の鳥インフルエンザが検出されている。

岐阜県は14日午後、対策本部の会議を開き、対応を協議した。山県市の養鶏場から半径3キロ以内の4農場に鶏や卵の移動を控えるよう求めた。また半径3~10キロ以内のほかの12農場に対しても搬出を自粛するよう要請した。

岐阜県で鳥インフルエンザの疑い事例が発生したことを受け、農水省も同日、対策本部を開いた。山本有二農相は「現地では積雪や冷え込みの影響も考えられる。円滑な防疫作業が実施されるよう、一層気を引き締めて対応してほしい」などと指示した。

農水省や県によると、国内では鶏肉や卵を食べて鳥インフルエンザが人に感染した事例は報告されていない。

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