日特が社員向けイタリア料理店 その名も「点火プラグ」
日本特殊陶業は名古屋市中区の営業事務所を改装し、社員が夕食に利用できるイタリア料理店を開いた。福利厚生施設として手ごろな料金で料理を楽しめるようにしており、事前に予約しておけば社員同士の親睦や取引先との会食に利用できるという。
店名「カンデーラ ディ アッチェンシオーネ」は、イタリア語で日特の主力製品の点火プラグを指すという。社員同士の親睦の熱が高まって、社内が活性化するようにとの意味も込めた。店内は白を基調にした落ち着いた雰囲気に仕上げており、個室も用意した。
展示施設「ノリタケの森」のレストラン「キルン」のメーンシェフだった料理人を起用し、メニューも市内の有名ホテルの総料理長経験者が監修し決めたという。尾堂真一会長兼社長は「社員の働き方に合わせて、営業時間なども柔軟に対応していきたい」と話した。
日特は社員の働き方改革に力を入れており、事業所間の始業時刻の統一や深夜勤務の原則禁止など、社員の労働時間短縮に取り組んでいる。新たな福利厚生施設により、社員のモチベーション向上にもつなげる。
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