2018年10月17日(水)

3兆円の財投借り入れ完了 JR東海

2017/7/10 21:09
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JR東海は10日、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構から、12日に7500億円を借り入れると発表した。2027年開業予定のリニア中央新幹線の建設資金に充てる。今回の契約で財政投融資を活用した3兆円の借り入れは完了する。

今回の契約の利率は年1%で、46年7月までは利息にあたる75億円を毎年支払い、それ以降に約10年かけて元本と利息を支払う仕組み。6月26日に契約を結んだ。

リニアの品川―名古屋間の建設費は5兆5000億円にのぼるが、うち3兆円については新たに借り入れが必要と見積もられていた。3兆円の借り入れに財投を活用すれば、低利に加えて元本支払いを据え置けるため、経営体力の回復に充てる期間を短縮できる。これにより45年開業を予定する大阪までの延伸を、最大8年前倒しできる。

財投を活用した借り入れが完了したことで、今後は27年開業を目指した名古屋新駅周辺の用地取得や、最難関工区とされる南アルプストンネルの工事などに専念できる環境が整ったことになる。

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