2018年10月23日(火)

JR東海、「ドクター東海」を公開 在来線向け検査車両

2016/5/11 8:40
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公開された「ドクター東海」の車両(11日、名古屋市中村区)

公開された「ドクター東海」の車両(11日、名古屋市中村区)

JR東海は11日、検査性能を大幅に向上させた在来線の検査車両「ドクター東海」を報道陣に初めて公開した。最新鋭のセンサーを搭載したほか、設備の監視カメラを増設したことで、よりきめ細かな設備管理が可能になるという。

検査車両は新幹線向けの「ドクターイエロー」が有名だが、ドクター東海はその在来線版。車体全体が黄色の「イエロー」に対して、「東海」は車体前面が黄色に塗装されている。中部3県や長野、静岡県などにまたがる在来線の全区間を走りながら検査を行っている。

レーザーで計測した数値などをもとに、モニターでレールや線路の状態を確認している

レーザーで計測した数値などをもとに、モニターでレールや線路の状態を確認している

従来は画像処理で線路設備を点検していたが、2次元レーザーを照射して形状を直接測定する方法に変更。レール締結ボルトの緩みなどのわずかな変化を詳細に把握できるようになったという。架線などを監視するカメラも3台増設して4台体制とし、多方向からの点検が可能になった。

JR東海は約24億円を投じ、2編成ある「東海」の改良を実施。今回公開された1編成は4月に運用を始めており、もう一方は7月から改良に入り、2017年度初めに運用開始予定だ。

(名古屋支社 久永純也)

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