ミツカンミュージアム、新彫刻「水の惑星」披露
愛知県半田市にあるミツカングループの体験型企業博物館「ミツカンミュージアム(MIM)」に8日、造形作家の新宮晋氏が制作した彫刻「水の惑星」がお目見えした。お披露目イベントには作家の新宮氏のほか、これまでMIMを訪れた子ども約30人などが招待された。
高さ約7メートルの作品は材料にステンレスやチタンを使い、内蔵のボールベアリングで風や内部を流れる水などの自然の力によってさまざまに形を変えるのが特徴だ。あいさつしたミツカンの田中力社長は「伝統と革新、環境を重んじるミツカンの博物館にふさわしい作品」と述べた。
MIMは昨年11月8日に開業し、半年間で来場者は6万人を超えた。イベントに参加した子どもたちはその後、館内にある酢作りの工程を体験したり、江戸時代に酢の運搬で使われた大型の木造船に乗り当時の苦労を描いた映像などを見学したりした。
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