2018年7月20日(金)

プリウス誕生20年 「しばらく基幹技術に」
初代開発の内山田会長が講演

2017/8/4 11:33
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 トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)の初代「プリウス」を開発した内山田竹志会長は4日、誕生20年の講演を千葉市で開いた。1997年に世界初のエンジンとモーターを併用する仕組みを商品化し、当時の車の2倍の燃費を達成した。プリウスの累計世界販売は400万台を超え、内山田会長は「エコカー、環境性能という今までにない価値観を作り上げた」と環境への貢献を強調した。

初代「プリウス」の前で記念写真に納まるトヨタ自動車の内山田会長(右)=4日午前、千葉市美浜区

 プリウスを皮切りにHVは小型車「ヴィッツ」、セダン「クラウン」、多目的スポーツ車(SUV)「ハリアー」などにも搭載し、現在は高級車を含めて世界で35モデルがそろう。HV全体の累計世界販売は1000万台を超え、「HVは(燃料充填の)インフラ変更がなく、利便性がスポイルされず、しばらく基幹技術としてやる」(内山田会長)と強調した。

 一方で中長期的には米国、中国、欧州などで二酸化炭素(CO2)の排出ゼロの車を求める規制が強まる。トヨタは世界初の燃料電池車(FCV)を発売したが、燃料を補給する水素ステーションの整備が課題となっている。そのためHVで培った制御システム、バッテリー、モーターなどの技術を生かし、電気自動車(EV)やプリウスのプラグインハイブリッド車(PHV)などの開発も加速している。

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