生家が記念館 発明への情熱を感じて(豊田佐吉翁生誕150年)
[有料会員限定]
浜名湖に近く、オオタカも舞う林の一角にある豊田佐吉記念館(静岡県湖西市)。1867年に豊田佐吉氏が生まれた家が復元され、寒村での機織りで苦労する母への思いから織機の発明を始めた原点を伝えている。1988年に開館し、世界中から累計で約64万人が訪問。記念館を管理する神先忠事務長(77)にトヨタグループの発祥の地の役割を尋ねた。
――トヨタ産業技術記念館(名古屋市)などもありますが、生家の意義は何でし...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1074文字