長野県立大 定員240人で来春開学

2017/9/1 7:00
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長野県は31日、2018年4月に開学を予定する長野県立大学の入学者選抜要項を発表した。グローバルマネジメント学部など2学部3学科の入学定員は240人とし、一般選抜や学校長推薦などで選ぶ。一般選抜の一部の日程では東京でも試験を実施する。文部科学省が長野県立大学の設立を29日に認可したのを受けて、県は今後、学生の募集を本格化する。

「時代の変化に即応する『知の拠点』であるとともに、長野県をリードするリーダーを育成する大学に」。31日の記者会見で阿部守一知事は開学への期待を述べた。

県立大は長野県短期大学(長野市)を4年制化して18年4月1日に開学する。一般選抜は2月25、26日の前期日程と3月8日の中期日程の2回があり、中期日程は東京にも試験会場を設ける。

9月16日以降、長野、佐久、松本、飯田、諏訪の県内各市で高校3年生や保護者、教育関係者らを対象に学生募集説明会(事前申込制)を開く。9月1日からはPR動画の公開や県内民放でのCM放映も開始し、学生の募集に全力を挙げる。

県立大には健康発達学部の食健康学科とこども学科、グローバルマネジメント学部グローバルマネジメント学科を設ける。同学科は「グローバル・ビジネス」「企(起)業家」「公共経営」の3コースで構成する。

現短大の場所・施設を「三輪キャンパス」として活用するほか、長野市中心部には後町キャンパスを新設。1年生全員が入寮する「象山寮」で全人的な教育を行い、産官学連携などの拠点になる「ソーシャル・イノベーション創出センター」を整備する。

教育では英語を重視する。2年生は全員、英国レスター大学やフィンランドの職業学校、民間保育施設などで海外短期研修を受ける。

運営主体となる公立大学法人の理事長に就任する安藤国威・元ソニー社長は記者会見で「地域に役立つ『知の拠点』の実現には、大学院設置も考えていかねばならない」と語り、大学の中期計画などで開設を検討していく考えを示した。

学長に就任予定の金田一真澄・慶応大名誉教授は「大きな夢や高い志を持った優秀な学生を全国から集められるかが重要」と話した。グローバルマネジメント学科の中期日程試験の会場には慶応大芝共立キャンパス(東京・港)も加える。

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