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「太りにくい細胞」増やす仕組み 群馬大が発見

群馬大学生体調節研究所の藤谷与士夫教授と福中彩子助教らの研究グループは、食べても太りにくい体質づくりにつながる細胞を増やすメカニズムを発見した。肥満は高血圧や糖尿病など生活習慣病の原因になることから、こうした疾患の治療法開発につながると期待している。

成人の脂肪細胞は大きく分けて、エネルギーを蓄える「白色脂肪細胞」と、エネルギーを消費する機能を持った「ベージュ脂肪細胞」がある。ベージュ細胞が多いほど肥満度が下がる傾向にあることが分かっている。

一方、遺伝子の異常で細胞内で亜鉛の運搬に関わる「Zip13」と呼ぶ特定のタンパク質が欠損すると、全身の脂肪量が少なくなり、成長不全などの症状が起こることが知られている。

これにヒントを得た研究グループは人為的にZip13を欠損させたマウスで実験し、欠損のマウスはベージュ細胞が多くなることを突き止めた。エネルギー消費量が増加し、高脂肪食を与えても太りにくくなるという。

研究成果は30日、英オンライン版科学誌「PLos Genetics」に発表された。Zip13の働きを阻害する物質を発見すれば、体内のベージュ細胞を増やして太りにくい体質づくりにつなげる薬剤が開発できるとみている。

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