2019年7月18日(木)

横浜市、ベジタリアンとムスリム向け飲食店ガイド 各30店掲載

2017/3/30 7:00
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横浜市は訪日外国人客を増やすため、イスラム教徒(ムスリム)やベジタリアン向けの旅行ガイドブックを発行した。横浜市内で専用のメニューを持つ店や、料理に使う材料を相談できるレストランなどをそれぞれ30カ所ずつ掲載したほか、ムスリム向けに礼拝ができる施設も紹介している。

ガイドブックは英語表記で、店の場所を表示した見開きの地図も収録。横浜駅や桜木町駅などで横浜市が運営する3カ所の観光案内所で配布している。

ムスリム向けは「料理人がムスリム」「アルコール提供なし」「豚肉を使わないメニュー」など、チェック項目を18種類設け、店ごとに対応できるサービスを明示している。

掲載されている店は全てがイスラム教の戒律に沿った「ハラル認証」など、厳格な処理方法にのっとっているわけではない。「ムスリムの旅行者の中でも、人によって求めるレベルは異なる」(市文化観光局)ため、実際に利用する人に柔軟に判断してもらう。

礼拝所は商業施設「横浜ワールドポーターズ」内など10カ所を紹介。専用の部屋や、礼拝用のマットの貸し出しの有無など、各施設の対応状況を示した。

菜食主義の旅行者には「ベジタリアン向けメニュー」など9項目への対応状況を明示。インド料理や中華料理、焼き肉などの店でもベジタリアン向けのメニューを用意していることを紹介している。

ムスリムやベジタリアン対応はホテルを中心に進んでいるが、国際会議などで横浜を訪れた欧米人や東南アジア圏の旅行者からは「ホテルの外に出たときにどこで食べていいのかわからない」といった声が多かった。市文化観光局では「まとめて紹介できるガイドを作ったことで『うちの店も載せてほしい』という店舗を広げていければ」と話している。

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