北電4~9月期決算 経常利益8%減

2016/10/29 7:00
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北海道電力が28日発表した2016年4~9月期の連結決算は、経常利益が前年同期比8%減の157億円だった。燃料価格の低下などプラス要因はあったが、新電力への顧客流出が響き売上高の減少を補えなかった。真弓明彦社長は電力料金の引き下げについて「泊原子力発電所(泊村)の再稼働に全力を尽くしたい」と述べ、改めて同原発の再稼働後になるとの考えを強調した。

売上高は2%減の3343億円。春先に暖房需要が増えたものの、燃料費調整制度に基づく電力料金の引き下げを実施。さらに家庭用を中心に新電力に切り替える顧客が累計(契約数ベース、9月30日時点)で9万4700件と半年間で4.8倍に増加した。販売電力量は124億キロワット時と前年同期に比べ6%減少した。

営業利益は226億円と7%減少した。水力発電の供給量が22%増えて火力発電の比率が低下。燃料価格の下落も追い風となったほか、コスト削減も進めたが、減収の影響を相殺できなかった。

17年3月期の売上高は前期比2%減の7070億円と、期初見通しから60億円下方修正した。販売電力量は270億キロワット時と5%の減少を見込む。損益については変動要因が多いとして、期末配当とともに未定のままとした。

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