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東武鉄道、特急を増発・新設 新型車両投入で来春

東武鉄道は東京と北関東を結ぶ日光・鬼怒川線や伊勢崎線で特急電車の増発を計画する。2017年春の新型特急車両「Revaty(リバティ)」の投入に合わせて実施。リバティは従来特急がなかった埼玉県と千葉県を結ぶ野田線(アーバンパークライン)でも運行する。観光や通勤の利便性を高め、関東の広域にまたがる沿線の活性化につなげる。

東京都内で27日開いた記者発表会で明らかにした。リバティは東武が26年ぶりに開発した新型特急「500系」の愛称。来年3月に見込まれるダイヤ改正に合わせ8編成24両を投入する。投資額は非公表。

運行計画は検討中だが既存の「スペーシア」「りょうもう」などは原則そのままに、リバティを加え増発する方向だ。具体的には東京・浅草から栃木県内の日光線や鬼怒川線、これらに接続する福島県の会津鉄道への直通区間、伊勢崎線の館林駅(群馬県館林市)までの区間を走らせる。観光利用の多い日中、通勤客の帰宅需要が見込める夜間を中心に増発する。

野田線にもリバティを導入する。浅草駅からスカイツリーライン(伊勢崎線)の春日部駅(埼玉県春日部市)を経由し大宮駅(さいたま市)、野田市駅(千葉県野田市)へとそれぞれ運行する。

大宮駅から運河駅(千葉県流山市)まで、埼玉と千葉を直接結ぶリバティも走らせる。全線複線の大宮―春日部間に3月、急行を導入したところ好調なため追加。浅草―春日部間のリバティも設ける。

特急増発は利便性の改善により路線の競争力を高める狙いだ。東武の路線網は全長463.3キロメートルと関東の私鉄で最大だが、運行本数の少なさや乗り換えの不便さなどから後れを取っていた。

新型のリバティは1編成あたり3両(計161席)で、6両単位の既存特急に比べコンパクト。行き先の違う2編成を併結し、分岐点の駅で分割するといった効率的な運用ができ、乗客には乗り換えの不便がなくなる。

乗り心地を良くするため振動を抑える装置や、公衆無線LAN「Wi-Fi」、各座席ごとのコンセントなどの車両設備も売り物に、観光客や通勤客を獲得。沿線地域の魅力向上にもつなげる。

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