幕末の藩主が兄弟、会津と桑名の信金連携

2017/9/26 7:00
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会津信用金庫(福島県会津若松市)は桑名信用金庫(三重県桑名市)と広域交流の覚書を交わした。幕末に会津藩と桑名藩の藩主が実の兄弟で、ともに京都の治安維持や戊辰戦争にのぞんだことが縁。2018年の戊辰150周年を機に取引先の交流、観光地や特産品のPRなどに取り組む。

年金受取口座のある顧客向け団体ツアーの企画や、若手経営者の相互訪問、双方の物産展への参加などを検討している。会津信金の星幹夫理事長は会津若松商工会議所の副会頭、桑名信金の中沢康哉理事長は桑名商工会議所の会頭を兼務しており、地元経済界に幅広い協力を呼びかける。

覚書は22日付で締結。双方に交流事業の検討窓口を置き、18年に本格展開する。星理事長は「歴史的なつながりを生かして民間ベースで双方の地域活性化を進めていきたい」と話している。

会津藩主の松平容保と桑名藩主の松平定敬は、ともに岐阜県にあった高須藩の藩主の子息。幕末に兄の容保は京都守護職、弟の定敬は京都所司代として行政や警備にあたった。戊辰戦争で定敬は、桑名藩が西軍の手中に落ちた後も、柏崎、会津、米沢、仙台、箱館などを転々とした。

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