埼玉りそな銀、創業期VBに直接出資 将来の融資先育成
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埼玉りそな銀行は4月から行内に「埼玉りそなインキュベーションファンド」を設け、創業初期のベンチャー企業の優先株を取得する。独自技術を保有しているか、サービスや事業に目新しさがある企業が対象で、5~10年で優先株を売却する。日銀のマイナス金利政策導入で利ざやを確保しにくい中、将来の融資先を育てる。
全体で数億円の出資枠を設け、1社約500万円、初年度は10件程度の出資を見込む。外部の有識者を加え...
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