人口移動一目で 埼玉県が分析ツール公開

2017/7/25 7:01
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埼玉県は、全国の市区町村別の人口の移動状況を簡単な操作で表やグラフにして分析できる「全国の市区町村別移動人口見える化ツール」を公開した。2010年と15年の国勢調査のデータを基に、5年間にどの市区町村との間で転入・転出しているかなどが一目で分かるようにした。自治体や民間事業者の事業展開などに役立ててもらう。

ツールは県のホームページの「統計情報館」から誰でも無料でダウンロードできる。統計課の職員が表計算ソフトのエクセルを使って作成した。

分析したい自治体を選ぶと、転入者数と転出者数の表と円グラフ、5歳ごとの年齢別での数や割合の表とグラフなどが表示される。例えば、同県毛呂山町は20代前半の転入率が高く、20代後半の転出率が高いことから、大学入学で転入し、卒業して転出する人が多い様子が推測できるという。

転入元と転出先の市区町村も表や円グラフで確認でき、観光や移住などのPR施策をどの地域で展開すれば効果的なのかを分析できる。

市区町村別の移動人口比較分析ツールも用意。選んだ自治体の転入者数などの全国順位を簡単に表示できる。

統計課は「統計に親しんでもらうために企画したが、人口の流れが分かりやすいので、自治体や民間の事業、サービス展開に役立ててほしい」と話している。

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