2018年1月18日(木)

豊洲市場、盛り土せず空洞換気 専門家会議提案へ

2016/9/25 1:15
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 東京都の豊洲市場(東京・江東)の土壌汚染対策を検討する専門家会議は、市場棟の地下に換気設備の設置を提案する。会議は有害物質の影響を遮断する目的で盛り土を求めたが建物の下に盛り土はなく、空間になっている。盛り土なしで使う場合の安全性を検証する。築地市場(東京・中央)の卸事業者に水と空気の測定値を定期的に示し、意見交換する方針だ。

 都が再設置した専門家会議の平田健正座長(放送大学和歌山学習センター所長)が24日の記者会見で表明した。平田氏は地下にたまっている水は地下水との見解を示した。都は13~15日に地下にたまった水の水質、15~16日に市場棟内と地下の空気を調べた。ベンゼン濃度は環境基準を下回った。

 地下空間の合計面積は東京ドーム3個分の約13万平方メートル。平田氏は「現時点でも安全だが、食の安全安心を考えれば上乗せ的な対策が必要」と指摘。地下のコンクリートを厚くすることも議論する。水質と空気の調査地点を増やし、1週間に1回程度測る。「データを見て築地の方がどう考えるか。コミュニケーションが大事」と話した。

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