内村航平・復興応援大使が福島県知事表敬 「いいところ広めたい」
東日本大震災の「復興応援大使」に就任したリオデジャネイロ五輪体操男子金メダリストの内村航平選手(28)が23日、福島県の内堀雅雄知事を表敬訪問した。内堀知事が「内村選手の活躍は我々に力を与えてくれる。今後、より多くの人が福島に行きたいと思ってくれるはず」と述べると、内村選手は「福島のいいところをたくさん知って広めたい」と応じた。
1月の大使就任後初めての被災地訪問で、福島県が製作した「来て」というキャッチコピーの観光ポスターに呼応する、「行くよ」のメッセージを添えた応援ポスターもお披露目。内堀知事はお礼に福島県産のイチゴを贈った。
表敬訪問には長沢広明復興副大臣も同行。内村選手は内堀知事との会談後、集まった約80人の県庁職員らを激励し、記念撮影に応じるなどした。