2019年5月22日(水)

長野赤十字病院、移転新築に方針転換 2017年度中に移転先のメド

2016/11/23 7:00
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長野赤十字病院(長野市)の吉岡二郎院長は22日、新病院の建設構想について現在地での建て替え計画を見直し、周辺の土地に移転・新築する方針を明らかにした。長野市などの協力を仰いで2017年度中に移転先のめどをつけ、18~20年度に基本構想を見直して25年度の着工を目指す。

同日開いた運営協議会(会長・加藤久雄長野市長)で表明した。同病院は13年度を新病院建設元年として検討を進め、14年度には現地での建て替え構想をまとめた。だが救急外来や中央監視施設などがあるC棟の移転が困難なことなどから、近くに用地を探して移転する方針に転換した。

現在は敷地内にある看護専門学校の併設は困難だとし、(1)赤十字で独自に看護大学を新設する(2)日本赤十字看護大学(東京)など既存看護大学のキャンパスとする(3)既存大学に看護学部を開設してもらい赤十字が協力する(4)看護専門学校のままで存続――という4つの選択肢を示した。

移転により地域医療支援病院として高度急性期や急性期に対応する質の高い医療を充実させる方針。吉岡院長は「療養環境の向上のため、現在と同じ程度の敷地面積はほしい」と話している。

   ◇

長野赤十字病院は同日、院内に4月に設けた高精度放射線治療センターを本格稼働させた。最新鋭の放射線治療装置1台を導入。計2台として利用者増に対応する。

導入した「ノバリスTx」は1ミリ以下の精度で位置合わせができ、小さな病巣に線量を集中できるので治癒率の向上や副作用の抑制が望める。肺がんや前立腺がんなど様々ながんの治療に貢献できるという。

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