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東武鉄道が新特急運行 日光・鬼怒川・会津へ乗り換えなしで

東武鉄道は21日、新型特急「リバティ」の営業運転を始めた。観光客や通勤客が乗り換える手間がなく目的地に着けるよう、3両単位の短い編成を分岐点でつないだり分けたりして運用する。東京・浅草から日光線・鬼怒川線、伊勢崎線(スカイツリーライン)、野田線(アーバンパークライン)へ走るほか、東武特急では初めて会津鉄道にも乗り入れる。

リバティは、東武鉄道としては26年ぶりの新型特急車両だ。この日、営業運転デビューした列車は3両を2編成併結した6両で運転。セレモニーの後、定刻の午前6時30分に浅草駅(東京・台東)を出発し、定刻から1分遅れの同8時12分に東武日光線の下今市駅(栃木県日光市)に到着。ここで鬼怒川温泉や会津方面に向かう3両と、日光方面の3両とに分割した。

これまでは浅草方面から鬼怒川・会津や日光へ行くのに「場合によっては連絡列車に乗り換える必要があった」(東武鉄道の根津嘉澄社長)。浅草から直行して、交通に不慣れな訪日外国人を含めて利用を促せると東武はみている。リバティは大宮(さいたま市)―浅草間や野田市(千葉県野田市)―浅草間などでも運転し、観光だけでなく通勤需要獲得も狙う。

終点の東武日光駅(栃木県日光市)には、定刻より3分遅れて午前8時25分に到着。日光の観光関係者らが乗客を出迎えた。東京都江戸川区から訪れた50代女性の乗客は「走行中もとても静かで、楽しい乗車だった」と話した。

折り返して浅草方面へ出発する際にもセレモニーが行われ、東武の根津社長や栃木県の福田富一知事らが出席。東武鬼怒川線から野岩鉄道を経由してリバティが乗り入れる会津鉄道の会津田島駅(福島県南会津町)で開かれた催しにも、根津社長らが参加した。

リバティの車両デザインは、イタリアの高級車フェラーリのデザインなどで知られる奥山清行氏の事務所が監修。観光と通勤双方の需要に対応し、外観では都会的な印象を与えつつ、内装にはインバウンドも意識し木目調や江戸風の柄などを配した。車内にも公衆無線LANサービスなども備えている。

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