2019年2月24日(日)

元気な60代、移住受け入れ 秋田銀が研究会

2014/8/22付
保存
共有
印刷
その他

秋田銀行は21日、健康な60歳代のシニアの移住を受け入れて介護関連産業の活性化や雇用を創出する街づくりを目指す「秋田プラチナタウン研究会」を設立した。高齢化が進む秋田県から新たな街のモデルを発信して、人口減少の抑制につなげる狙い。

研究会の会員には秋田大、ノースアジア大など県内の大学と研究機関、医療・介護事業者、交通機関や流通関係の企業などが参加。県など行政機関はオブザーバーとして参加した。

研究会では60歳代のシニアの移住を促し、経験を生かした職場の提供や医療・介護施設の整備、介護を支える人材の確保、新たなコミュニティービジネスの創出などを検討する。受け入れるシニア層は当初は秋田県出身で県外在住者、中核となる場所は秋田市内の総合病院周辺を想定する。

2015年4月からは1年半程度で具体的な事業計画、行政への施策提言をまとめ、16年秋以降に街づくりの具体化を目指す。シニアの移住には将来の医療費増加の懸念もあるが、秋田銀では「シニアの経験を生かした地元企業の活性化、介護関連産業の雇用創出などの効果が上回る仕組みを研究したい」としている。

街づくりの参考にするのは米国を中心に広がる「CCRC」。余暇を楽しみながら暮らし、健康状態に応じた医療や介護など継続的なケアを受けられる総合的な高齢者施設・コミュニティーを指す。研究会にはCCRCに詳しい三菱総合研究所も参加している。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報