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百条委「豊洲移転判断に影響」 小池知事

東京都の小池百合子知事は17日の定例記者会見で、都議会の「百条委員会」が証人喚問している豊洲市場(江東区)建設の経緯について、築地市場(中央区)からの移転の是非の判断に影響するとの見方を示した。小池知事が実質的に率いる地域政党「都民ファーストの会」が、都議会で豊洲移転に賛成した公明党と連携することについては「都民ファーストという目線で、共に歩みを進めることを確認できた」と述べるにとどめた。主なやりとりは以下の通り。

――百条委で築地の豊洲移転の過去の経緯が検証されている。過去の経緯が今後の知事の判断にも影響を及ぼすか。

「及ぼすと思う。都政のガバナンス、都政運営の象徴としてもとらえられる。市場の問題は都庁全体の問題として検証に値する。移転に関わる様々な決定に反映させることに意味がある」

――都民ファーストは7月の都議選に向け、豊洲移転に賛成した都議会公明党と政策合意を結んだ。

「これまで各党が豊洲移転の立場を取ってきた。今後都政に磨きを掛け、もっと都民ファーストの流れを作ろうと一致した。都民ファーストの目線で、共に歩みを進めることを確認できた。都知事との二元代表制を進めるうえで、車の両輪(である都議会との関係)をしっかりとしたものにする大改革の意味は大きい」

――17日午前、魚の水槽などに使う築地市場のろ過海水設備が故障した。市場の老朽化が進んでいる。

「営業しているので措置が必要になる。復旧工事の必要があるのかも見極めなければいけない。営業に迷惑がかからないように対応する」

――14~16日の都議会予算特別委員会で、豊洲の法的な安全性を巡り、知事と担当局長の答弁が食い違う場面があった。

「一般論と特定論だ。(豊洲が法的な安全性を確保しているという)取り方は共有している。違いがあるとは思わない」

――築地にとどまるにせよ、豊洲に移転するにせよ、安心の確保が課題だ。

「築地に関する課題を予算特別委で写真で示した会派があった。それゆえに移転が進められてきた。だが、築地の方々に言わせると(移転に向けて議論や建設に費やした)『18年間放置されてきたようなもので、不作為とはそのことだ』という話もある」

「都が運営する市場が万全の信頼を得るために最後までやるべきだというのが私の主張だ。例えば、中国で(農産品の)残留農薬問題が発生した際、農産品が通関をクリアしても消費者が手を出さなかった時があった。数値で表すとか基準はどうだというよりも、信頼を勝ち得ることがどれだけ大変か。それをどう確保するかということで『安心』という言葉を使っている」

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