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松本歯科大 歯の再生医療センター開設

松本歯科大学(塩尻市)は15日、大学病院に「細胞・再生医療センター」を開設し、歯科分野の再生医療を開始すると発表した。カネカとダイダンが整備した小型の細胞調整施設を利用し、治療に必要な細胞を自動培養して臨床研究から始める。同センターの設備で安全性を確保しつつ作業コストを低減できるため、再生医療の普及をめざしていくという。

同センターは同病院の医科歯科連携診療部に設置した組織で、大学病院で行う再生医療を支援する。設備はダイダンの気流制御技術を使ったクリーンルームに、カネカの自動細胞培養装置を入れた。投資額は2000万円前後という。再生医療に使う通常の設備に比べて小スペースで、細胞培養も自動化される。維持費も含めてコストを1割程度にできる。

最初に取り組むのは歯を支える「歯槽骨」の再生医療。腫瘍などの病気で歯槽骨が萎縮したり欠損したりして、骨の移植が必要な患者が対象。腰から骨髄液を採取して骨のもとになる細胞に自動培養し、患者に移植する。11月にも治療対象者を募集する計画だ。

カネカの装置は容器が密閉したシステムで細胞培養が行われるため、業務の負担を軽減できるとともに、人手による汚染を避けて安全性も確保できる。再生医療で自動培養した細胞の臨床応用は日本で初めてという。

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