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川崎の企業、開放特許「人の顔の認証技術」使い勤怠管理ソフト

システム開発のデータープロセスサービス(川崎市)はNHKの開放特許「人の顔の認証技術」を使い、勤怠管理ソフトを開発、発売した。顔の正面写真から目尻や口元などの特徴をつかみ、角度を変えた複数の顔画像をあらかじめ登録、斜めを向いたり動いていたりする場合でも認識できるのが特徴。今後は安否確認などセキュリティー分野の需要も見込む。

利用者がカメラ内蔵のパソコンやタブレットの前に立つと、頭部の肌色の部分を検出して顔を認識し、正面写真と上下左右に角度を変えた複数の写真からなるデータベースと照合して本人を確認する。目尻や口元が動いた場合でも動きを追跡して、最も近い画像を選び出すという。

NHKの技術成果を社会に還元する業務を手がける財団法人NHKエンジニアリングシステム(東京・世田谷)が、顔認証技術をデータープロセスサービスに移転した。NHKは過去の番組を収録したアーカイブス映像から俳優など人物を特定する際に利用しているという。大学や大企業の特許を使い、中小企業が製品などを開発する動きを支援する川崎市知的財産交流会が仲介した。

データー社はICカードで本人を確認する既製品の勤怠管理ソフトと組み合わせるオプションとして開発した。ICカードによる勤怠管理を実施していない企業だけでなく、本人のなりすましやカード忘れにも対応するソフトとして幅広く売り込む。

税込み価格は勤怠管理ソフトが4980円、顔認証オプションソフトが1万800円。合わせて年200セットの販売を見込む。学習塾向けに、子供の塾の出入り情報を保護者にメールで知らせる使い方もできるという。

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