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地域振興団体の資金調達、ふるさと納税活用 墨田区

2017/7/15 7:01
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 東京都墨田区はふるさと納税の仕組みを活用し、地域振興団体などの活動資金の調達を支援する。団体は寄付募集の仲介サイトを無料で利用でき、団体の活動を応援したい人はふるさと納税と同じ税負担軽減措置などを受けられる。全国でも珍しい試みで、区は地域活動の活性化や交流拡大につなげる考えだ。

 新たな支援制度「すみだの夢応援助成事業」はふるさと納税仲介サイト「ふるさとチョイス」を使う。活動を応援したい人の寄付金はいったん区に入った後、区が全額を助成金として団体に交付する。

 サイト利用手数料は区が負担する。支援の呼び掛けや返礼品の用意などは各団体が対応する。寄付者にとっては寄付の使途が明確なほか、住民税などの税負担を軽減できる利点がある。

 区は活動資金を調達したい団体を募集し、活動内容の説明会を開くなどした結果、7団体を支援先に選んだ。地域活動分野として江戸野菜「寺島なす」の復活を目指す「たもんじ交流農園」、大人と子供が一緒に楽しめる体験型の学びの場をつくる企画「北斎塾」など、文化芸術分野では新日本フィルハーモニー交響楽団の「音楽の力で人とまちを元気に」プロジェクトなどが対象だ。

 サイト内に新たなページ「すみだの夢地域応援プロジェクト」を設け、各団体は活動内容や目標金額などを公開。今月から寄付の募集を始めた。

 インターネットを通じて不特定多数の賛同者から小口資金を集める手法は「クラウドファンディング(CF)」と呼ばれる。CF仲介サイトを利用する場合、調達資金の1~2割を手数料として支払うケースが多い。支援先に選ばれた団体はこうした手数料が不要になる。

 墨田区は昨年11月に開館した「すみだ北斎美術館」の運営や資料収集に必要な資金をふるさと納税で募ってきた実績を持つ。区は「ふるさと納税をうまく使うことで、地域発の活動の拡大につなげたい」(地域活動推進課)としている。

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