2019年5月27日(月)

TKC、栃木・鹿沼市街地にコールセンター 経験豊富な女性確保

2017/3/14 7:01
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情報処理サービス大手のTKCは2018年4月、栃木県鹿沼市の中心市街地で保育施設も備えた従業員最大300人のコールセンターを稼働する。総事業費は約18億円で、13日着工した。電話事務は経費抑制のため地方や海外に移す例もあるが、東京に近く交通利便性の高い関東の市街地に大規模拠点を整備。人手不足のなか、費用はかかっても質の高い女性要員を集めやすくする。

コールセンターではTKCが企業会計や自治体の基幹事務向けに提供するシステムに関する顧客からの質問を、電話やメールで受け付けて回答する。今は栃木本社(宇都宮市)で約100人が携わるが、これを来春鹿沼市に移し3年で300人まで増強する。昨年からまず約30人を採用し、教育研修を進めている。

電話要員の大半はパートタイマーとして雇い入れ、多くが会社勤めで経理や総務を経験していたり、大手のコールセンターで働いていたりした栃木県内在住の30~40代女性。時給は1200円と1000円前後の沖縄などに比べ割高になるが、質問がシステムや会計関連で専門的なため経験を重視して採用する。

採用のためには立地も「中心市街地にしたかった」(角一幸社長)。市街地であればバスや電車といった公共交通機関が利用できるため、自家用車の有無にかかわらずターゲットの女性を呼び込めるためだ。栃木県内で土地を探し、市役所や東武鉄道の駅から徒歩圏内にもとの産業文化会館の跡地約2440平方メートルを所有する鹿沼市に相談。昨年公募選定を経て1億5千万円弱で取得した。

工事に約17億円をかける新ビル「TKCカスタマーサポートセンター」は、地上4階建てで、延べ床面積は約4996平方メートル。3~4階がコールセンターのオフィスとなり、2階には200人が同時に利用できる休憩室などを設置する。1階には19人まで預かる保育施設を設け、子育て中の母親でも働きやすい環境を整えるなどして、女性要員の確保を加速する。

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