小池都知事、千代田区長選は「東京大改革」占う戦い

2017/1/13 18:29
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東京都の小池百合子知事は13日の記者会見で、2月5日投開票の千代田区長選について「私が進める東京大改革に対する一つの占いになる」との見方を示した。同区長選では小池知事が現職の支援を表明。一方、小池知事と対立する都議会自民党は重鎮の内田茂氏が与謝野馨元財務相のおいの与謝野信氏の擁立に動いたとされる。今夏の都議選の前哨戦と言われる同区長選で、小池都政の信任を問う姿勢を示した。会見の一問一答は以下の通り。

――千代田区長選で知事は現職(石川雅己区長)の支援を打ち出した。都議選の前哨戦との見方もあるが。

記者会見で東京五輪関連グッズのPRをする小池都知事(13日午後、都庁)

記者会見で東京五輪関連グッズのPRをする小池都知事(13日午後、都庁)

「現職は待機児童対策にとても熱心に取り組んでおり、母親からの人気がある。ペット殺処分(に関する政策)でも実績がある。日本で初めての条例もたくさん作っている。(対抗馬は)与謝野さんのおいということで、とても自民党的な選び方だというのが率直な印象。猛烈な組織戦を行うだろうが、区民がお決めになる」

――同区長選では現職は5期目を目指している。多選・高齢批判もあり得るのでは。

「あくまでも区民ファーストだ。区民が冷静に判断して選ぶ。私は石川区長は実績を重ね、そういう批判を超えて活動してきた実績があると思うからこそ応援したい。(千代田区長選は小池氏と内田氏の)代理戦争と言われているが、区民が選ぶことだ」

――同区長選の結果が都議選に与える影響は。

「私からすると、東京大改革を支援してくれるのか否かは区民に問いたい。(石川氏の)応援に行くと思うが、私が進める東京大改革に対しての一つの占いになるかもしれないと思う」

――2020年東京五輪・パラリンピックの大会経費の分担を巡り、都と国、大会組織委員会と、競技会場を有する開催自治体で作る連絡協議会の事務レベル会合が開かれた。

「協議会のワーキングチームが始まっている。施設ごとに必要な仮設施設の金額を組織委などと共有する。最初にいわれている金額も工夫で縮小が可能だ。都の費用負担については、法律的ないくつかの越えなければいけないハードルもある。国、都、組織委の3者協議の場で話し合う」

――次期駐日米大使への期待は。

「新たに来日するトランプ政権下の大使は(報道などによると)ボストン・コンサルティング・グループ勤務時代に日本に来た(ウィリアム・ハガーティー氏)ということで、日本の課題を知っている。私は東京の国際金融都市づくりを標榜している。新大使には東京の国際金融都市づくりに助言してもらえればと期待している」

――厚生労働省が受動喫煙対策の強化を検討している。

「受動喫煙は一度、明確に日本のスタンスを決めるべきだと思う。例えば、新宿・歌舞伎町の飲食店街『新宿ゴールデン街』は、海外から来た人にはこれだけ豪快に吸えるところはないと人気だという。ただ、五輪のホストシティの観点からも、国でまずきっちりと決めてもらえれば。小規模店への対策を都として何ができるかは考えたい」

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