2017年11月21日(火)

高速バスで朝どれ野菜 飛騨高山から都内に

2017/9/13 7:00
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 京王電鉄は岐阜県高山市と連携し、飛騨高山で収穫した農産物を東京都内のスーパーに高速バスで輸送する。京王電鉄はグループの高速バスの空きスペースの活用で収益増につなげ、高山市は地元農産物の販路を拡大する。物流業界の人手不足が深刻になる中で、旅客と貨物の混載による効率的な輸送手段としても注目されそうだ。

 京王電鉄バスと濃飛乗合自動車が新宿―飛騨高山間を共同運行する高速バス「飛騨高山線」を利用する。北アルプスなどに囲まれた高山市内で朝に収穫したトマトやホウレンソウなどの野菜を市内の直売所で集約した上で、バスの保冷コンテナに積み込む。

 当面は1日1便とし、3~6箱を東京都杉並区のバスセンターに輸送。さらに同区内にある京王電鉄グループのスーパー「キッチンコート永福町店」に配送する。14日から農産物の輸送を始め、15日から店頭で販売する。15日以降は毎週火・金曜日に販売する予定だ。高山市は農産物の販路拡大を通じ、観光誘客などにもつなげたい考えだ。

 インターネット通販の普及などを背景に物流業界では人手不足が深刻化しており、高速バスや鉄道などで貨物と旅客を一緒に運ぶ「貨客混載」が注目を集めている。2015年6月にはヤマト運輸と岩手県北自動車が連携し、貨客混載を始めた。

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