小池都知事 区議7人除名「どういうものか」

2016/12/9 17:44
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東京都の小池百合子知事は9日の定例記者会見で、知事選で小池氏を応援した区議7人を自民党都連が除名したことについて「どういうものか」と批判した。「舛添(要一)前知事は自民党を除名された方だったが、都連が推薦した。臨機応変の対応をされるのではないか」と皮肉った。働き方改革で導入した「午後8時完全退庁」を巡っては「私が都庁の仕事を増やしているのは事実。大きなことは言えない」と苦笑いを浮かべた。主なやりとりは以下の通り。

記者会見する小池都知事(9日午後、都庁)

「予算編成のあり方を来年度予算から大幅に変える。都民の声を最大限反映させるため、プロセスそのものを見直す。現場の実態に精通している団体から12~20日、意見を伺う。57団体を選んだ。(都が支出する)補助金などが1億円以上の団体を基本とした。特別区長会、市長会、町村会からも話を伺う。ヒアリングの模様はネット中継も活用して都民にオープンにする」

――57団体は規模として十分か。

「団体は果てしなくたくさんある。ざっと1万7000。要望を書面でいただいているケースもある。それも受け止めて来年1月の知事査定を通じて都民から評価される予算にしたい」

――2020年五輪のバレーボール会場について結論を出すスケジュールは。

「普通に考えるとクリスマスに仕事が舞い込むのは嫌なもの。(国際オリンピック委員会、大会組織委員会、国、都の)4者協議は今のところ21日。最終的にどうなったかは聞いていない。調整中だ」

――新国立競技場の起工式に出席する。都も400億円あまりを支出する。

「お金を出す意味でも口を出すことはできる。最初が高すぎてゼロに戻し、違約金を支払った。こういう積み重ねで不信を高めた。歴史をひもとくと、石原(慎太郎)さんの知事時代に都が関わると約束したことから始まっている。そういう意味でも色々な遺産を残された知事だと思う」

――豊洲市場問題で業者が資金繰りに苦労している。補償の財源は。

「かねて一般会計では負担しないと申し上げている。一方で(業者が納める)使用料を財源に充てることは適切と考えていない。市場会計の保有資金の活用を視野に検討するよう指示している」

――知事選で小池氏を応援した豊島・練馬区議7人が自民党都連から除名処分を受けた。

「7人は私を支えてくれた大切な仲間。彼らの活動に支障が出ないように精いっぱいサポートしていきたい。東京大改革を標榜する私の仲間として共に活動していく」

「私の前任の舛添さんは自民党を除名された方だったが、都連が推薦し、勝利した。そうしたことを考えると、都連の決定はどういうものか。推して知るべしだと思う。臨機応変の対応をされるのではないか」

――都職員の8時退庁の取り組みで、最初の1カ月間に8時以降に退庁した職員が全体の約1割だった。どう評価するか。

「8時か7時か6時かは関係なく、働き方を変えてみたらどうかということ。都庁だけでなく、報告書や届け出などが増えている。防衛相の時も自衛隊員が訓練より紙に書くことで忙しいと聞いた。テレワークなど、言葉ばかりが語られているが、すべて見直すきっかけにしたい」

「8時と生ぬるいことを言わずに、もっと早くしたい。私が都庁の職員の仕事を増やしているのは事実なので、あまり大きなことは言えないが、徐々に浸透させていきたい」

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