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山形大、車など新分野参入支援 樹脂成型技術テコに

山形大学は8日、自動車産業など新分野への参入をめざす地域企業を支援すると発表した。同大が強みとするプラスチック成型技術を基に、植物繊維を微細化したナノセルロースなど次世代素材を射出成型でつくる技術開発や材料開発に挑む地方企業の支援ネットワークを構築。販路開拓も支援するなど地域をけん引する企業の創出、成長をめざす。

地域の中核企業形成を促す経産省の「地域中核企業創出・支援事業」に採択された。ネットワーク作りでは山形大など学内外の専門家や取引先となる自動車関連メーカーなど10社程度の参加を見込む。プロジェクトマネジャーは伊藤浩志教授が務め、東北経産局出身の佐竹義美准教授がコーディネーター役となる。

中核企業の候補となっているのは、プラスチックやペットボトルのリサイクルなどを手掛ける相田商会(山形県米沢市)とトラスト企画(福島県いわき市)の2社。下請けでは利益が少なく受注も安定しないため、技術を高度化して新規ビジネスへの進出や販路拡大に取り組んでいる。

取引先の要望を満たす機能や価格の材料開発やナノセルロースの射出成型技術開発を進める。ナノセルロースの原料には復興支援のため福島県南相馬市で栽培されているケナフを使う。

山形大では「プラスチック成型技術による自動車産業を、有機エレクトロニクスに次ぐ第2の分野として花開かせたい」(飯塚博・工学部長)としている。

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