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山形大が「柔らかロボ」開発始動 新材料、家庭でも安全に

山形大学は7日、人間と共存できる柔らかな材料を使ったロボット開発プロジェクトを始動させたと発表した。従来の金属中心の剛体力学に基づくロボットでは安全面から工場内での利用にとどまるとして、柔らかなオリジナル材料を開発し、家庭内で安全に利用できるロボットを目指す。今秋には第1号の試作ロボを公開する予定で、新産業創出をめざす。

新プロジェクトは「ソフトマターロボティクス」。人間に親和性が高いロボット開発を目指し、山形大が新たな概念として提唱した。昨年、文部科学省の「産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA)」に採択され、推進組織となるコンソーシアムを今年に入って立ち上げた。民間企業22社、産業技術総合研究所(産総研)、九州大学など4機関も参加する。

金属製で剛体力学に基づく従来型のロボ開発では、万が一暴走した場合の危険があるため、工場での利用にとどまり家庭内には入っていきにくい問題があった。

新たなロボ開発では山形大の有機材料研究から生まれた(1)曲げられるデバイス(2)印刷でつくるセンサーや電子回路(3)柔らかな材料でつくった駆動装置(4)分散型マイクロ電源――を組み合わせる。柔らかな材料のため、自身の変形をセンサーで測って挙動を決める。またひとつの電源を内蔵する従来型タイプではなく、分散電源と印刷した電子回路を使うなど電源供給もしやすくする。

今秋には卓上に置いて人間の作業を手伝う上半身型ロボなどを試作して公開する予定。

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