2019年2月17日(日)

青森の百貨店「中三」、MiK傘下で本格再建へ

2016/10/7 7:00
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青森県の百貨店で経営再建中の中三(青森市)は6日、北東北を中心に薬局などを展開するMiK(同)が中三の全株式を投資ファンドのフェニックス・キャピタル(東京・千代田)から取得すると発表した。フェニックスの支援で進めてきた中三の民事再生手続きが2015年2月に終了。中三は今後、MiK傘下で本格再建をめざす。

フェニックスとMiKは4日に株式譲渡契約を結んだ。譲渡金額は公表していない。MiKは中三の取締役に複数の人員を送るが、その後の具体的な経営体制は未定。青森店と弘前店の営業と、従業員約650人(パート・テナント店員含む)の雇用は維持する。

MiKの村上千恵子執行役員は6日、青森市での記者会見で「青森の企業として地域活性化に貢献したいというチャレンジ精神、地元愛で中三買収を決めた」と話した。

MiKは薬局のほか、青森や岩手などで飲食店やホテルを運営。都市開発事業も手がける。中三の店舗は青森市と弘前市の一等地にあり、将来は周辺を含めた都市開発事業も視野に入れているとみられる。

中三は1896年創業の老舗。11年3月、盛岡店のガス爆発事故を受けて民事再生法適用を申請した。盛岡店は12年に売却した。16年8月期の売上高は約80億円で、最終損益は黒字という。

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