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東邦銀、シニア活用拡大

東邦銀行は4日、シニア行員の活用に向け、定年を迎えた行員を再雇用し、支店長などの管理職として65歳まで働ける新制度を導入したと発表した。スタッフ職として働ける年齢の上限も65歳から70歳に引き上げた。いずれも地銀では珍しい取り組みという。少子高齢化を踏まえて高齢人材の活躍の場を広げ、行員の働く意欲を高める。

東邦銀では毎年40~50人が定年を迎える。同行は昨年、希望者に対して65歳までの雇用延長を企業に義務付ける改正高年齢者雇用安定法の施行を受け、60歳定年を迎えた行員を「業務主任嘱託」として65歳まで継続雇用する制度を導入した。ただ、業務主任嘱託はスタッフ職で、管理職にはなれない。

新制度では60~65歳の定年退職者や業務主任嘱託の中から、キャリアや適性が条件を満たす人材をライン職で再雇用し、支店長や部課長として活躍できるようにした。第1陣として1日付で支店長1人を含む5人を再雇用した。

スタッフ職として働ける期間も延長。「シニアサポーター」と呼ぶ制度を創設し、65歳に達した後も継続雇用し、原則70歳までパート勤務できる道を開いた。契約は1年ごとで、出勤日数や勤務時間帯は個別の契約で柔軟に決める。

同行では「少子高齢化が急速に進んでおり、高い専門性・ノウハウを持つ人材の確保は不可欠。今後も働きがいを感じられる職場作りに努める」(人事部)としている。

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