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シャープ、世界初8Kテレビ 今秋発売、有機EL対抗

シャープは31日、世界初の8K液晶テレビを今秋に発売すると発表した。中国で10月に先行投入し、日本でも12月1日に売り出す。8Kは解像度が現行の4Kの4倍と高い。国内の電機大手は相次ぎ有機ELテレビを投入しており、シャープは独自の8Kテレビで対抗する。8Kの世界展開でライバルに先行して新市場の覇権を狙う。

70インチの8K液晶テレビ「アクオス 8K」は国内販売価格100万円前後(税抜き)を想定している。当初は月産200台の計画。中国と日本に次ぎ、2018年2月に台湾、3月には欧州で同サイズの8K液晶モニターを投入する。同日会見した西山博一取締役は「米国での展開も当然考えている」と述べ、グローバルで8K市場を生み出す。

今後は60~80インチまで品ぞろえを広げる。中国や欧州向けは親会社の鴻海(ホンハイ)精密工業の拠点で製造するなど、グループの資源も活用して世界規模での生産網を整える。「2020年度には60インチ以上のテレビの半分を8Kに変えていきたい」(TVシステム事業本部の喜多村和洋副事業本部長)という。

来年12月にNHKによる実用放送が始まる8Kは高解像度による臨場感や立体感が強みだが、まだ対応した映像コンテンツは少ない。新製品ではフルハイビジョンや4Kの映像を8Kの解像度に修正して映し出す技術も採用。技術的な優位性を訴える。

シャープは8Kの関連事業を成長の柱の一つに掲げている。今後は国内外の電機メーカーとも連携、カメラなど普及に必要な機器の開発を進める方針だ。放送や映画関連に加え医療やセキュリティー分野など幅広い分野への導入を目指す。20年度には8K関連で3千億円の売り上げを目指す。

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