パナソニック AIスピーカー発売 米グーグル技術採用 - 日本経済新聞
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パナソニック AIスピーカー発売 米グーグル技術採用

【ベルリン=吉野次郎、飯山順】欧州最大の家電見本市「IFA2017」の報道陣向け公開が30日始まった。日本勢ではパナソニックが洗濯から乾燥、衣服の折り畳みまで自動化した洗濯機を参考展示。米グーグルの技術を使ったAIスピーカーも発売すると発表した。

パナソニックは衣類の重さに応じて洗剤や柔軟剤を自動投入する洗濯機を今秋に発売すると既に発表済み。同社が出資するベンチャー企業が洗濯物の自動たたみ機を開発しているが、それとは別の技術でたたむ。

高級オーディオ機器の「テクニクス」では価格が10万円前後と、同ブランドの一体型スピーカーで最安モデルを欧州で発売する。

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団との協業では、パナソニックの映像機器などを使って高画質で収録・配信するサービスを10月から開始する。

パナソニックはまた、韓国のサムスン電子、米映画大手20世紀フォックスとテレビなどの高画質技術の新規格の普及で提携することも発表。「HDRプラス10」の名称で、競合との差別化を図る狙い。

IFAの出展者数は16年に1800社・団体と過去最高を更新したが、17年も前年並みの規模になった。昨年は報道向けに記者会見を開いた電機大手はパナソニックとソニーだけだったが、今年は経営再建中のシャープ東芝も開く。一般公開は9月1日から6日まで。

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